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 生理の悩み

◆生理痛

 生理痛といっても原因はさまざまです。手を入れられて握られるように痛い。胸やお腹がはって痛い。しくしくと痛いなど・・・。
 その原因は「寒邪(かんじゃ)」という冷えの原因となる邪がお腹の中に停滞することだったり、「気」の流れが滞っていたり、 「血」や「気」が不足していることだったりとさまざまです。いずれにしろ、痛みが発生していることは体の中がスムーズでないことの現れです。
 
痛み止めを服用するばかりでなく、根本的な改善をしていくことをお勧めします。

◆月経前症候群(PMS)

 生理前になるとイライラしたり、ヒステリックになる、あるいは落ち込んだり悲しくなったり、集中力がなくなるなどということはありませんか?
 これはストレスをためがちな方、あるいはダイエットの繰り返しなどで栄養がとれていない、夜更かしが多いなど、不摂生な生活を繰り返す女性に多く見られます。
 ストレスが多い場合は、「気」や「血」が滞ることによりイライラや怒りが爆発してしまうなんてことがあります。
 また、不摂生な生活が続くと、「気」や「血」が不足し、生理前になると理由も無く不安になったり、無気力状態になったり、ひたすら眠い、物忘れが多くなる、 頭痛、めまいふらつきなどの不快な症状が現れてきます。
 生理周期は女性の生活に何らかの影響を及ぼすことが多いのですが、それが
日常生活に差しさわりがあるくらいになってしまったら要注意です。自分の体調や生活を見つめ直し、 生理前も気持ちよく動ける体をめざしましょう。

◆月経異常

1)生理が遅れる
 漢方では28日より7日前から7日後(21〜35日)の範囲で次の生理がくれば正常としています。それよりも後に来る人のことを月経後期といいます。 原因としては、冷えがあるタイプ、生理を起こすだけの血液がないタイプ、ストレスなどにより「気」の流れが滞ったタイプがあります。

2)生理が前後する
 月経周期より8日以上早くきたり、遅れたりする人を前後不定期といいます。
ストレスにより「気」の流れがスムーズでないタイプと、精力不足のタイプがあります。 ストレスが原因の場合は、胸や脇、お腹が張る、イライラする、ため息がでるなどが特徴です。精力不足の場合は、腰のあたりがだるかったり、痛かったり、トイレの回数が多い、 積極的に行動できないなどが特徴です。

3)生理が早くくる
 通常の周期(28日)よりも8日以上前に月経が来てしまう人を月経前期といいます。
血液の出血がコントロールできずに早まる「気」の不足タイプ、イライラしがちで 体に余分な熱を持ちやすいために早まる「熱邪」タイプ、体の潤いの成分がないことで早まる「津液」不足タイプが考えられます。

4)月経過多・不正出血
 「脾」と「気」には出血しないようにコントロールする働きがあります。くよくよしやすく痩せている人、またはぽっちゃりとしている人は「脾」の働きが弱い人なので、 普段からあざができやすく無理をするとすぐに出血します。疲れがたまると「気」の不足から生理がなかなかおわらないという症状がでます。体に「熱」がこもりやすく、 幼いころによく鼻血を出した人も真っ赤な血がでます。

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